再開発
福岡市No.1
福岡市は人口増加数・人口増加率で連続トップ。
大規模再開発プロジェクトが多数進行中。
※第20回・第21回の国勢調査で福岡市は、
人口増加数と人口増加率が全国20の政令指定都市で最大
福岡空港
マスタープラン
博多
コネクティッド
天神ビッグバン
ウォーター
フロントネクスト
セントラルパーク
構想
FUKUOKA
Smart EAST
福岡空港マスタープラン
2048年度までに国際路線を約2.8倍・旅客数は約1.4倍に
福岡空港が大きく変わります。
年800万人の集客を目指す複合商業施設の新設
国際線のバスターミナルや5つ星ホテル・ショッピングセンターの新設
東・東南アジアの就航国数は日本一にあたる、
14ヵ国・地域、51路線に就航し
国際線1,600万人・国内線1,900万人、
合計旅客数3,500万人という現在の約1.4倍にすることや
国際線67路線(現在の約2.8倍)
国内線33路線、合計100路線という現在の約2倍する構想です。
そのほか、連絡バスには自動運転導入
1,600万人に対応した国際線旅客ビル増築など
備投資額は3300億円を予定しており
天神・博多に続く大きな商業集積地区になりそうです。
福岡空港に第2滑走路が増設されます
現在、滑走路が1本しかない福岡空港。
円滑に定時運航できる年間発着回数である16.4万回の処理能力を超え、日常的に離着陸の遅れが生じていた
福岡空港は第2滑走路の増設が決定し2025年3月末に運用開始予定。
年間発着回数は18万回で羽田(滑走路4本)成田(滑走路2本)に次いで国内3位の旅客数、
発着回数を誇る福岡空港は今後も利用客の増加が見込まれています。
現在の滑走路の西側に増設し、新たに着陸帯や誘導路なども整備、年間発着回数18.8万回まで増やす予定です。
整備費用は総額約1640億円のプロジェクトです。
都市高速道路が福岡空港まで延伸
福岡市ではこれまで、都市計画のなかで福岡空港までの交通アクセス向上を目指し新たな自動車専用道路の新設について検討を重ねてきました。
福岡市南部地域および太宰府IC方面から国内線ターミナルへのアクセス強化と交通渋滞が慢性化している国道3号空港口交差点の混雑緩和のためです。
この都市高速道路の延伸が完了すれば、いくつもの信号交差点を回避することができ周辺道路の混雑緩和につながるほか、
安全性の向上と5~10分程度の時短効果も期待できます。
建設費は約470億円、2029年度頃に開通予定で計画されています。
九州新幹線・新JR博多駅ビル・KITTE博多。
駅を中心に商業拠点として発展を遂げている
博多エリアの賑わいを「点」から「面」にする。
半径500mのエリアで容積率や高さの規制緩和による
再開発促進構想、「博多コネクティッド」。
「博多駅空中都市プロジェクト」始動!
博多駅線路上空に最先端複合ビルを開発し、
博多口と筑紫口の回遊性を高めてにぎわいのある街並みを創出しようというもの。
低層階に商業施設、中層階はオフィスフロアを設け、
高層階には海外からラグジュアリーホテルを誘致する計画となっています。
2028年度竣工予定で、福岡の新たなランドマークとなりそうです。
10年間で20棟建て替え目標を超え30棟に迫る勢い
福岡市が打出した博多駅周辺地区の老朽ビル建替を促す規制緩和新制度「博多コネクティッド」。
賑わいの拡大に貢献する計画に対して、既存の容積率緩和制度に容積率を最大50%加算し
公開空地評価を屋根のある広場等も対象に最大2.5倍にするもの。
当初は10年間で約20棟の老朽ビルの建て替えを目指してましたが、既に2024年3月末時点での建築確認申請数は29棟、竣工棟数は
22棟と、30棟に迫る勢いとなっています。
構想が実現すればビルの延べ床面積は1.5倍、雇用者数は1.6倍の約5万1千人、建設投資効果は約2600億円
経済波及効果としては毎年約5000億円を見込んでいます。博多エリアの商業機能が強化され、より賑やかなエリアへ進化します。
賑わい創出に向けた官民連携による取組み
博多駅の筑紫口駅前広場が再整備され、博多キャナルシティへと続く
「はかた駅前通り」の歩道の拡幅も進むなど、官民が連携して賑わい
の創出を推進しています。
これまで分断されていた博多口と筑紫口がつながり、「面」としての
開発にできれば、更なる都会的な機能の発展が期待できそうです。
情報と人の集積地、未来へ成長を続ける福岡市天神地区。
その天神交差点を中心とした
半径約500mのエリアにおいて、
福岡を活性化させる複数の再開発計画や
空間整備のプロジェクト
それが「天神ビッグバン」です。
新たな空間と雇用を創出する一大プロジェクト
天神エリアは福岡空港との距離に応じて建物の高さが制限されていましたが
国家戦略特区による航空法の高さ制限の特例措置を活用、エリア全体で緩和が認められました。
これに合わせてまちづくりを促すために独自施策「天神ビッグバン」プロジェクトがスタート。
対象となるのは、天神を東西に貫く「明治通り」と南北のメーンストリート「渡辺通り」が交差する
天神交差点から半径約500メートル内の地域で、当初の 計画では2026年までに30棟の建て替えによって
ビルの延べ床面積は1.7倍の約75万平方メートルになり、ビル内で雇われる従業員は2.4倍の約9万7千人
とすることを目標に掲げ約2900億円の建設投資効果と建替え完了後からは新たに毎年約8500億円の経済波及効果の見込みでした。
それがさらに現在では、2026年には70棟、2030年には100棟の建て替えが見込まれています。
すでに2024年3月末時点での建築確認申請数73棟、竣工棟数58棟まで伸びており、
規制緩和を最大限に活用した天神の新しい街づくりは民間の投資意欲によって成功が約束されているようです。
ますます活気あふれる街へと
発展する天神エリア
「天神ビッグバン」プロジェクトにより新たなビジネスや流通が生まれ
天神がますます活気あふれる街へと更に変化していきます。
九州最大の繁華街、天神。
アジアの拠点都市として、日本を代表する都市として
2026年に向け大変貌を遂げていく、ワクワクする天神の未来です。
アジアと福岡を結ぶう海のハブ機能を高めることで
古来、港町である福岡市の豊かな街づくりが促進。
福岡の海の玄関をより効果的に活用するため
中央ふ頭および博多ふ頭の再整備が進んでいます。
国内有数の国際交流拠点ウォーターフロント地区
この地区のエントランスゾーンに相応しい交流空間や交通広場の確保や国際競争力において
MICEといわれる、会議・研修・セミナー、旅行大会・学会・国際会議、展示会などの
拠点の形成とあわせて海辺を活かした連続的な賑わいや憩い空間の創出など
福岡市は市民や訪れた方々が楽しめる、魅力あるまちづくりに取り組んでいます。
クルーズ船や国際定期旅客船が寄港している、都心部の貴重な資源ともいえます。
セントラルパーク構想
福岡県民・福岡市民の憩いの場として
また、歴史・芸術文化・観光の発信拠点として
大濠公園と舞鶴公園の一体的な活用を図った
広大なミュージアム空間となるよう
公園づくりが進められています。
総面積にして約80haを一体整備する巨大プロジェクト
全体を大きく4つのゾーン、大濠公園全域と舞鶴公園・西側広場を含む「憩と文化の交流ゾーン」福岡城跡を中心とした「福岡城跡ゾーン」、鴻臚館跡を中心とした「鴻臚館跡ゾーン」そして両公園全体および周辺を範囲とする「城跡イメージゾーン」にゾーニングされる計画です。
このゾーンをベースに、「水辺の憩いエリア」「芸術文化エリア」「交流広場エリア」「鴻臚館エリア」「福岡城本丸エリア」「福岡城二ノ丸エリア」「エントランスエリア」と
さらに7つのエリアに細分化し整備される予定。
2032年の完了を目指し進められており、この魅力ある構想はきっと
福岡県民・福岡市民のセントラルパークである「大濠公園・舞鶴公園」との暮らしに、
より癒しを与えてくれそうです。
FUKUOKA Smart EAST
世界が注目する一大プロジェクトである
「FUKUOKA Smart EAST」(九大箱崎キャンパス跡地再開発)
JR博多駅まで約4kmの距離に位置し、西鉄貝塚線・
JR鹿児島本線および福岡市地下鉄箱崎線に囲まれて
いる立地。対象敷地が約50ヘクタールという広大さは、
国内はもちろん世界的にみても極めて珍しく、
都市部にこれだけの規模のスマートシティを創りあげる
構想は大注目されています。
産学官民がスクラムを組んだ大規模開発
対象敷地の北エリアの約20ヘクタールは福岡市による「土地区画整理事業」が行われます。
貝塚駅周辺の駅前広場の整備などにより、
脆弱な都市基盤の解消および総合的な交通結節機能の強化が期待できます。
貝塚公園や箱崎中学校などの公共施設の再配置も行われ、
箱崎中学校の跡地付近には2027年を目処にJRの新駅が開設予定。
更に活性化が見込めます。
一方、南エリアの約30ヘクタールでは、九州大学とUR都市機構が
まちづくりの共同事業をスタートし、土地利用事業者を公募。
優先交渉権は、住友商事株式会社を代表とする企業グループに決定しました。
上記グループの企画は「HAKOZAKI Green Innovation Campus」を
コンセプトに、「世界を牽引する『未来』をつくるまちづくり」を計画。
①九州大学の歴史の継承、②新しいライフスタイルの創出、
③新産業の創造と成長、④食・アート・音楽など福岡の文化・歴史の継承、
⑤みどりあふれる空間の創出、⑥環境先進都市の創造と成長、
が6つの方針として掲げられています。
例えば顔認証システムやスマートクリニックサービスなど、
ICT技術を活用したスマートサービスにより新しい暮らしが
生み出される予感。2025年度以降に工事がはじまる予定です。
※徒歩分数は1分=80m、自転車分数は1分=240mで計算したものです。
※地図上の概測距離です。
※掲載の情報は2024年10月25日時点のものです。
※CGパースは図面を基に描き起こしたものでイメージです。
※植栽は竣工から初期の生育期間を経た状態のものを想定して描いております。